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KANGLO BUSINESS REPORT Vol.7

Zapposのホラクラシーへのチャレンジ

【Zapposのホラクラシーへのチャレンジ】


 ホラクラシー(Holacracy)とは、ホラクラシー・ワン社のブライアン・ロバートソン氏、トム・トミソン氏が2007年に開発した組織経営の新しい方法。ザッポス社は、2014年から同社の支援のもと、このメソッドを導入。コアバリュー経営を推進し、世界一幸せな、月曜日が待ち遠しい会社を実現しているザッポス社においても、少しずつ、意見が言いにくい雰囲気や、その兆候が感じられるようになってきた。また、承認を求める行為の増加や、合意形成に時間が掛かってくるようにもなってきた。会議では、YouTubeのネコの映像視聴に20分を費やし、本題は10分、というような事も起こっていた。経営理念の更なる実現を考えた際に、試行錯誤の末、役職の階層構造が生み出している事象について、根本的な解決を実行することを決断。しかし中々変革が進まない状況の中、2015年4月には、CEOであるトニー・シェイ氏自身が、社員全員にホラクラシーの真の推進か退職かを迫った。退職に当たっては、新入社員研修と同様の考え方で、多くの退職金を用意した。結果として、約200名のザッポニアンが去った。その断行の結果、ようやくホラクラシーの導入効果が現れ始めている。引き続き、今後の展開に注目したい。


 
 

 

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