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サステナビリティ3.0講座

サステナビリティ3.0講座


あなたの会社が率先して持続可能な世界を創ろうとしなければ誰がやるというのか?
 
今日、企業の持続可能性だけでなく、地球のサステナビリティが低下してきていることはお感じの通りです。日々、経営に、事業に悪戦苦闘しているお姿に心から敬意を表します。ただ、経営者である皆さんに問いたい。「会社は誰のものですか?」と。未だ、自企業(あるいはあなた自身)の利益拡大や業界シェアの体裁にのみ思考が偏り、売上や株価に一喜一憂している日本企業があまりに多いことに激しく憂いを感じているのは、私だけではないはずです。企業の存在意義は何ですか。あなたの会社を、利害関係者である「お客様、社員、パートナー、株主、そして社会」は、どのように見ているのでしょうか。お客様に対し心から自信を持ってお奨めできる商品やサービスを提供していますか?社員や従業員の皆さんは、心からあなたの会社で働けることに幸せを感じていますか?取引関係者や株主の皆さんは、あなたの会社を心から応援してくれていますか?社会はあたなの会社を本当に心から受け入れてくれていると思いますか?心に手を当ててRe think(再考)してみてください。欧米メジャー大学では、サステナビリティに関する講座はごく当たり前に開講されています。日本では一部の大学、事業会社によるボランティアレベルのものだけ。次世代サステナビリティ「サステナビリティ3.0講座」を開講し、企業経営者、CSR・経営企画、ビジネスエグゼクティブに学習の機会を提供しています。 
 
10年の歳月を費やしサステナビリティ3.0(Sustainability3.0)の時代が来た
 
「利益を生みだす」と「環境負荷を低減する」という二つの相反する目標を同時に実現させることは企業にとって必然である。旧来の環境への取り組みを「サステナビリティ2.0」とするならば、この古い時代は終わり、いまは「3.0」への進化が始まりました。地球環境に目を向けてみると、地球には自然資源(森林、河川、湿原など)が豊富にありますが、これらの価値はいくらになるでしょうか。また、昆虫が行なう受粉はどのくらいの金額に相当する価値があるでしょうか。
 
このようなプライスレスで数値化しにくい事項について、あえて経済価値を算出され始めています。ちなみに、世界銀行は自然資源を44兆ドルと評価し、国連環境プログラムは昆虫が受粉するサービスの価値は年間2000億ドルと推測しています。例として、環境破壊によって昆虫が死滅して受粉がおこなわれなくなると、2000億ドルのサービスが消滅したことになると言われています。いま企業では、工場の製品原価を計算するときに、環境破壊による悪影響など、外部化されたコストは算入せずに計算しています。しかし、外部化されたコストが全部でいくらになるのか、計算が成り立つとなると、企業は外部化していた(企業が負担する必要はないと考えられていた)コストを定量化し、内部化する(企業に割り振る)道が開かれ始めています。
 
これまでも、企業は管理会計のレベルで、環境負荷低減にかかったコストを定量化し記録はしてきましたが、外部化された環境関連コストを見える形にする活動はほとんどありませんでした。少なくとも、このような隠れたコストが透明化されると、消費者や投資家は製品の価格だけでなく、その商品を生みだすために与えた外部への環境破壊の影響まで数字で知ることになります。それがこの先、消費者や投資家がその企業に「お金を出すかどうか」の判断基準に大きな影響を与える可能性があるのです。
 
既に企業には、SDGsやESG投資を始め、グローバル社会の中で、地球全体へのサステナビリティ(持続可能性)への要求が高まっています。10年前は、知らないで済まされたことも、既に、このことを念頭においた経営戦略および事業モデルの再構築が求められています。
 
当講座では、企業経営者、幹部、若手リーダーに至るまで、企業の変革者たちが集い、具体的な変革事例や自らの意識変革への道を啓くためのオリジナルコンテンツを提供しています。
 

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